日本からの視察団、EU視察旅行を成功裏に終了 プログラムは来年も継続
日本の関係企業から9名の方を招待し、EU輸出業者との現地視察や商談会を含む1週間のイタリア・スペイン視察旅行を実施しました。視察団は欧州連合(EU)が研究執行機関(REA)を通じて共同出資する3年間のキャンペーン「EU乾燥脱水飼料作物:自然な栄養をヨーロッパの大地からコップへ」の主要なメッセージについて説明を受けるとともに、欧州産飼料の特性を学び、現地の関係企業との交流を深めました。
日本の関係企業から9名の方を招待し、EU輸出業者との現地視察や商談会を含む1週間のイタリア・スペイン視察旅行を実施しました。視察団は欧州連合(EU)が研究執行機関(REA)を通じて共同出資する3年間のキャンペーン「EU乾燥脱水飼料作物:自然な栄養をヨーロッパの大地からコップへ」の主要なメッセージについて説明を受けるとともに、欧州産飼料の特性を学び、現地の関係企業との交流を深めました。
9月3日から5日にかけて、EU乾燥脱水飼料作物は「台湾スマートアグリウィーク」に出展ブースを設置し、複数のフォーラムセッションを開催しました。酪農・畜産業界の様々な分野から専門家が集り、活発な議論と交流の場となりました。
飼料は単なる繊維源ではありません。異なる種類の飼料に含まれる様々な栄養素、繊維、エネルギーは、給餌においてしばしば異なる役割を果たします。そのため、異なる飼料製品は連携して機能する必要があります。
スペイン乾燥脱水アルファルファ製造者協会(AEFA)は、EUの乾燥脱水飼料作物生産におけるカーボンフットプリントの測定と認証を目指す革新的なプロジェクト「GOFOPRODES」を主導しています。このプロジェクトは、スペインの共通農業政策(CAP)戦略計画およびEU農村開発基金の支援を受けています。本イニシアチブはバリューチェーン全体の排出量を追跡するデジタルツールを開発し、EUの広範な気候変動対策の目標に沿うことで、国際舞台における持続可能かつ競争力のある農業の最先端を自ら担うことを目指しています。
夏季は欧州における生産のピークシーズンです。日本ではペレットとベールの需要が堅調、台湾は安定した輸入を維持、インドネシアでは初の出荷が歓迎され、ベトナムではスペインに次ぐイタリアのシェア拡大が見られます。