EU乾燥脱水飼料作物、2024年第3四半期の輸出はプラスに

2024年第3四半期のEU域外市場向け輸出は、日本、台湾、インドネシア、ベトナム向けの輸出量が堅調な伸びを示し、価格競争力も高まっていることから昨年と比較して回復傾向にあります。

EUの乾燥脱水飼料作物の輸出について、ベールは回復、ペレットは成長の明るい兆しを見せており、国際市場における欧州製品の魅力を示しています。2024年第3四半期のEU域外市場向けベールの輸出量は大幅に回復し、前年同期比の減少幅はわずか-4%となっています。(2024年第2四半期は-30%でした。)。ペレットの輸出はさらに好調で、対前年同期比7%増となり、EUの高品質飼料に対する世界的な需要の高まりを示しています。

Bales-ベール ・ Pellets―ペレット

本キャンペーンの対象市場である日本、インドネシア、台湾、ベトナムはいずれも力強い成長傾向にあります。これら4市場へのEUのベール輸出量は、2024年第1~3四半期に前年比10%増加し、ペレット輸出は同期間に40%増加しました。これらの数字は、同市場におけるEU産乾燥脱水飼料作物への信頼が高まり、利用していただいている結果です。

Bales-ベール ・ Pellets―ペレット

EU乾燥脱水飼料作物は、その高い品質だけでなく、競争力のある価格も需要を喚起する上で重要な役割を果たしています。平均輸出価格(FOB)は値下がりを見せており、EU産飼料作物をさらに魅力的なものにしています。例えば、EUの日本向け平均FOB価格は、2024年第3四半期、ベールで対前年比28%減、ペレットで対前年比17%減となっています。同様にインドネシアの平均価格はベールで-19%、ベトナムはベールで-26%、台湾はベールで-25%、ペレットで-26%下がっています。

高い品質と安全性、そして費用対効果が高いことから、EU乾燥脱水飼料作物は家畜の飼料として選ばれています。ベールでもペレットでもEU乾燥脱水飼料作物は世界の畜産業界のニーズにこたえ続け、一貫した栄養と価値を提供する、サステイナブルで高性能なソリューションを提供しています。

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