日本の酪農やベトナムの飼料産業へ – EU乾燥脱水飼料作物がアジア市場との連携を深める

2026年5月25日から29日にかけて、欧州の動物栄養学専門家、AEFA(スペイン乾燥脱水アルファルファ生産者協会)事務局長、ならびにスペインとイタリアの飼料生産企業11社の代表者が北海道および群馬県の農場や施設を訪問しました。

酪農場、北海道大学、雪印種苗研究センターへの訪問を通じて、日本の地域ごとに異なる飼料事情が明らかになりました。北海道の大規模農場では粗飼料の一部を自給していますが、近年は収穫条件の変動が大きくなっています。一方、それ以外の地域では利用可能な農地が限られているため、輸入飼料への依存度が高い状況にあります。

視察期間中、専門家らは現地の飼料設計を検証し、欧州産の乾燥脱水アルファルファやライグラス、フェスク、オーツヘイが、各農場の飼養体系や生産ニーズにどのように対応できるかについて意見交換を行いました。

日本:EU乾燥脱水飼料作物の専門家が日本の酪農現場を視察

日本でのセミナー・ワークショップでEU乾燥脱水飼料作物を紹介

2026年5月25日から29日にかけて、EU乾燥脱水飼料作物キャンペーンの一環として、欧州の動物栄養学専門家2名、AEFA(スペイン乾燥脱水アルファルファ生産者協会)事務局長、ならびにスペインとイタリアの飼料生産企業11社の代表者が北海道および群馬県を訪問しました。

酪農家への訪問を通じて、日本国内でも地域ごとに異なる粗飼料ニーズがあることが明らかになりました。北海道では大規模農場は自らトウモロコシやチモシーサイレージの一部を生産していますが、長い冬や近年ますます不安定になる夏季の気象条件が収穫や保管に影響を与える場合があります。一方、群馬県では農地が限られており区画も細分化されているため、購入飼料への依存度がより高い状況にあります。

また、一行は北海道大学を訪問し、北日本の気候や農作物、農業教育について理解を深めるとともに、EU乾燥脱水飼料作物の紹介を行いました。持続可能性、資源利用効率、そしてレジリエント(強靭)な農業という共通の課題を通じて、研究者や農業関係者との今後の交流の可能性が広がりました。

雪印種苗株式会社の研究センターでは、酪農家、肉牛生産者、配合飼料メーカーの粗飼料ニーズについて議論が行われました。同センターで実施されている、粗飼料約55%・濃厚飼料約45%で構成される試験給餌設計からは、高エネルギー飼料と併せて適切な粗飼料割合を維持する重要性が示されました。

EU乾燥脱水飼料作物は、こうした多様なニーズに対応できる幅広い製品ポートフォリオを提供しています。国内産飼料の代替ではなく、安定性と柔軟性を備えた補完的な選択肢として活用することで、地域や気候条件の変化に対応しながら、日本の畜産農家がバランスの取れた飼料設計を維持することを支援できると考えています。

ベトナム:ILDEX Vietnam 2026に出展、EU乾燥脱水飼料作物に注目が集まる

LIDEXで注目を集めるEU乾燥脱水飼料作物

EU乾燥脱水飼料作物キャンペーンは、東南アジア有数の畜産・酪農・飼料産業展示会であるILDEX Vietnam 2026に出展、大きな注目を集めました。展示会は2026年5月20日から22日までホーチミン市のSECC(Saigon Exhibition and Convention Center)で開催され、57か国から10,519名の業界関係者が来場しました。この大規模な国際展示会は、ベトナム市場に向けて欧州乾燥脱水飼料作物を紹介する重要な機会となりました。

EUの共同資金支援を受けFILIERAとAEFAが実施している「EU乾燥脱水飼料作物~スペイン・イタリアから~」キャンペーンでは、高品質なEU乾燥脱水飼料作物の特長や持続可能な生産への取り組み、さらには実際の活用事例について、継続的に情報を発信しています。

キャンペーン活動への参加やEU乾燥脱水飼料作物に関する詳細情報をご希望の方は、キャンペーン公式ウェブサイト(www.eufodder.com)をご覧いただくか、japan@eufodder.comまでお気軽にお問い合わせください。また、ぜひ同僚や関係者の皆様にも、ニュースレターへのご登録(https://eufodder.com/ja/ja-contact-us/)をご案内ください。

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