日本の酪農業界をサポート:欧州発の実践的な飼料ソリューションを体験してください!

生産拡大に限界があり、コスト圧力が続く中、2026年は日本の酪農部門の持続可能性において、効率性が決定的な役割を果たす年になるのではないでしょうか。

2025年度の日本の生乳総生産量は横ばいで推移すると予想されています。一方で、業界の基盤構造は変化し続けています。乳牛の総頭数および農場数は減少傾向にあり、それは特に主要生産地域以外の中小規模の農場において顕著です。北海道における生産性の向上が減少分を一部相殺しているものの、人手不足や生産コストの上昇、構造的な再編により、当面の間、全国の生乳生産量の大幅な伸びは限定的にとどまると見られます。

参照:畜産統計調査,「牛乳乳製品統計」農林水産省

こうした状況下において、1頭あたりの乳量を向上させることは、コスト管理において最も現実的かつ効果的な手段の一つでしょう。飼料費は依然として酪農生産における最大のコスト項目であり、人件費は上昇を続け、農場のインフラコストは概ね固定されています。牛群規模の拡大がますます困難になっている状況において、1頭あたりの生産性を高めることは、飼料費と人件費の両方で効果があり、農場の安定した収益性と事業継続力を支えることにつながります。

生産コストの統計によると、生乳100kg当たりのコストは、北海道などの大規模生産地域において、他の都道府県に比べて構造的に低い水準で推移しています。

参照:畜産物生産費統計, 農林水産省

安定的に栄養を摂取させることは、特に熱ストレスがかかる時期において安定した乳量の維持、飼料の無駄の削減、および給餌効率の向上につながります。2024年の日本の飼料自給率は約26%1にとどまると推定されており、輸入飼料の役割は構造的に引き続き重要なものとなっています。

こうした状況下で、EU産の乾燥脱水飼料作物は日本の酪農業界においてますます注目を集めています。EUは、安定した供給と一貫した品質において長年にわたり高い評価を維持してきました。乾燥脱水加工により高いタンパク質含有量が保持され、品質の均一性が確保されるとともに、さまざまなサイズのベールによる効率的な取り扱いが可能となります。これらの特性は、農家の飼料管理を簡素化し、乳牛の生産性を向上させ、ひいてはコスト削減につながります。

今後、情報交換や実践的な議論は、この業界の長期的な持続可能性を支える上で、ますます重要な役割を果たすことになるのではないでしょうか。

欧州連合(EU)の資金提供を受け、FILIERA(イタリア飼料協会)およびAEFA(スペイン乾燥脱水アルファルファ生産者製造者協会)が推進するキャンペーン「EU乾燥脱水飼料作物キャンペーン〜スペイン・イタリアから〜」の一環として、5月25日から29日にかけて、東京および北海道にてセミナー及び一連の現地ワークショップを開催します。これらのイベントは、高品質なEUの乾燥脱水飼料作物について情報を共有し、他の酪農国における実用事例を紹介することを目的としています。

セミナーは5月25日に東京で開催されます。日本の業界専門家が、日本の酪農セクターが直面している現状と主要な課題について概説を行います。EUの動物栄養学の専門家と共に、EUの乾燥脱水飼料作物に関する詳細なプレゼンテーションを行い、その供給能力、栄養価、生産基準、および世界的な飼料市場における役割について解説します。また、調達先の多様化によって、どのように輸入による市場の変動リスクを軽減できるかについても議論する予定です。

ワークショップでは、議論を実践に即した内容へと深めます。EUから来日する一行は北海道の牧場を訪問し、酪農家や業界の専門家の方々と直接意見交換を行うとともに、現在の厳しい経営環境下において、EUの飼料ソリューションが生産性の向上や農場経営の改善をどのように支援できるかを探ります。

他国で開催された過去のセミナーやワークショップに関する情報は、当ウェブサイトでご覧いただけます。業界関係者の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。イベントでお会いできることを楽しみにしております。

ウェブサイト(www.eufodder.com )をご覧ください。また、ご質問等はメール(japan@eufodder.com)でご連絡ください。ニュースレターの登録はこちらから:JA-Contact-Us – EU乾燥脱水飼料作物 。周りの皆様にもニュースレターへの登録を勧めていただければ幸いです。

  1. 食料需給表(農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室) ↩︎

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