日本:
2025年5月25日から29日にかけて、EU乾燥脱水飼料作物キャンペーンは東京でセミナーを行った他、北海道や東京近郊でワークショップを実施しました。
イベントには、キャンペーン関係者に加え、EUおよび日本の飼料分野の専門家やEU乾燥脱水飼料業界の代表者が参加しました。
日本の飼料・畜産関係者に対してEU乾燥脱水飼料作物に関する情報を提供し、またEUにおける生産方法や製品の活用方法に関する疑問へ直接回答する貴重な機会となりました。
また、EU乾燥脱水飼料作物が持つ多様な製品ラインアップ、安定した品質、高い衛生管理水準、そして優れた利用効率について、日本各地から参加した専門家に広く紹介され、日本市場における認知度向上と、日本の酪農・畜産分野での活用可能性を示すよい機会となりました。

5月25日には、東京においてEU乾燥脱水飼料作物に関するセミナーを開催しました。セミナーには、輸入業者、販売事業者、生産者、業界団体、専門メディアなど、日本の飼料・畜産業界の関係者にご参加いただきました。プログラムでは、欧州から招聘した専門家であるパブロ・ジョレンテ氏とホセ・ビダル氏、AEFA(スペイン乾燥脱水飼料作物協会)のルイス・マチン事務局長、そしてキャンペーンディレクターのパブロ・レシオ氏が講演を行い、EU乾燥脱水飼料作物の生産方法、品質特性、活用事例などについて紹介しました。
また、農林中金総合研究所の小田志保氏に、日本の酪農産業の現状について講演いただき、業界が直面する課題や今後の展望を分析いただくとともに、飼料供給の安定化、飼料設計の最適化、さらには酪農経営の収益性向上といった観点から、EU乾燥脱水飼料作物が日本の酪農・畜産分野にもたらす可能性についてお話いただきました。


また5月25日には東京で全国酪農業協同組合連合会(全酪連)様との意見交換会を実施しました。日本の畜産振興に重要な役割を担う全酪連から、日本の酪農業の現状についてご説明いただいたほか、EUの専門家が酪農におけるEU乾燥脱水飼料作物の活用方法について技術的な情報提供を行い、その栄養特性を日本の酪農現場で効果的に活用するためのアイディアなどについてお話させていただきました。
5月26日には帯広市で説明会を実施しました。
キャンペーン関係者およびEUの専門家からEU乾燥脱水飼料作物の概要について説明させていただき、また農業の持続可能性と酪農・畜産システムの専門家である北海道大学の内田佳孝准教授に日本の飼料市場の現状についてご講演いただきました。
北海道は日本最大の酪農地域であり、本セッションには地域の主要な関係者の方々にご参加いただきました。EUの専門家からは、EU乾燥脱水飼料作物の特長や利点を紹介し、品質に関する一般的な疑問や懸念について丁寧に説明させていただきました。
来場者からは、品質管理方法や品質の均一性に関する質問が数多く寄せられました。これに対し、EUの専門家は、収穫から乾燥加工、工場での受入検査、最終出荷まで一貫した品質管理体制について詳しく説明しました。プレゼンテーションや直接の対話を通じ、製品への理解を深めていただけたのではないかと思います。
その後、一行は十勝および江別市の牧場を視察させていただき、また札幌市にある雪印種苗株式会社の研究施設や北海道大学も訪問しました。
最終日の5月29日には、群馬県の牧場を訪問し、一連のプログラムを終了しました。
これらの視察を通じて、EU乾燥脱水飼料作物の特長を紹介するだけでなく、日本国内の粗飼料生産の実態や、多様な粗飼料に対する市場ニーズについて理解を深めることができたと思います。




今回、このように直接的な交流を通じ、EUの専門家はEU乾燥脱水飼料作物が高品質な天日乾草と同等の栄養価を有し、多様な製品ラインアップによって安定した代替飼料となり得ることを紹介させていただきました。
また、水分含量が低く品質が安定していることから、降雨の影響を受けやすい日本国内の粗飼料生産・収穫における課題の解決にも貢献できることを説明しました。
今回の活動は、EUと日本の畜産・飼料業界関係者の交流を一層深めるとともに、日本の酪農業への理解を深める貴重な機会となりました。また、EU乾燥脱水飼料作物の品質特性や実用性に対する日本の方々の理解が促進され、日本市場におけるEU製品への信頼が向上し、今後の欧州と日本の長期的な協力関係の構築につながったのではないかと思います。
ベトナム
EUの共同資金支援のもと、スペインおよびイタリアの主要な飼料作物団体が推進するEU乾燥脱水飼料作物キャンペーンは、欧州産の乾燥脱水アルファルファおよび飼料作物認知向上を目的とし、世界の主要市場において引き続き活動を行っています。「ILDEX Vietnam 2026」では、AEFA(スペイン乾燥脱水飼料作物協会)のルイス・マチン事務局長がキャンペーンを代表して参加したほか、欧州企業10社が出展しました。ベトナム国内および周辺地域から来場した多数の畜産・飼料業界関係者に向けてEU乾燥脱水飼料作物の魅力を発信するとともに、現地関係者との交流を深める貴重な機会となりました。

EUの共同資金支援を受けFILIERAとAEFAが実施している「EU乾燥脱水飼料作物~スペイン・イタリアから~」キャンペーンでは、高品質なEU乾燥脱水飼料作物の特長や持続可能な生産への取り組み、さらには実際の活用事例について、継続的に情報を発信しています。
キャンペーン活動への参加やEU乾燥脱水飼料作物に関する詳細情報をご希望の方は、キャンペーン公式ウェブサイト(www.eufodder.com)をご覧いただくか、japan@eufodder.comまでお気軽にお問い合わせください。また、ぜひ同僚や関係者の皆様にも、ニュースレターへのご登録(https://eufodder.com/ja/ja-contact-us/)をご案内ください。

